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レースキャミソールで魅せる大人のルームスタイル

2020.03.19

部屋の中をキャミソールで過ごす。大胆に思える大人びたルームスタイルも、欧米の文化にとっては、なんら普通の光景だ。日本では肌の露出の多い服は文化的に憚られる印象がある。もちろん、屋外でのファッションや装いにおいては欧米も同様の視線を送られるが、一度部屋に入ってしまえば違うと言える。

 

パジャマとルームウェアへの意識

どの年代の年齢層を若者を呼ぶのかというは置いておいたとして、日本においては若者を中心に”パジャマ”や”ルームウェア”といった概念が非常に薄いのではないだろうか。スウェットの上下セットや、ジャージの短パンにTシャツのお古といったスタイルが日本における「パジャマ」や「ルームウェア」というのが一般的だろう。事実、アパレルウェアメーカーから、スウェット上下セットを寝具として販売されているほどだ。

 

欧米において、それらは子供の頃から根付いたライフスタイルであり、文化ともなっている。ルームウェアは「ラウンジウェア」として、主にヨーロッパではアパレル文化・産業の中に取り込まれている。ランジェリー やナイトドレスといったウェアもヨーロッパにおいてはファッション産業の産物として扱われている。

部屋に戻るとラウンジウェア(=ルームウェア)に着替え、部屋でのリラックスタイムを楽しみ、寝る前にパジャマに着替えベットへ入る。そんな欧米のライフスタイルのなかにパジャマとルームウェアが存在している。

 

そもそも、日本において現代のブラジャーやパンティといった下着は、戦後にワコール創業者でもある塚本幸一が日本人の女性の美のために、ブラジャーを中心とした”ランジェリー”という物を広めるために奔走したことで一般的な物となった。彼がいなければ、ブラジャーやランジェリーといった今では普通の下着が普及し根付いていなかったかもしれない。とはいえ、肌の露出を控えようとする日本人にとっては、ヨーロッパにおけるルームウェアとして着用されている露出の高いウェアは「ランジェリー」「下着」として分類され、アメリカのパジャマは日本においても若年層を中心に一般的な寝具として文化的に根付いているとは言えないだろう。

 

しかし、現代の情報化社会の進歩により他国の文化を自国に用いるのが容易になった今でこそ、欧米のパジャマ・ルームウェアの文化を取り込んでみるのも容易なのではないだろうか。

 

hilal ayが提案するルームスタイル

item no : 0050030

name : レースキャミソール

price : 3,900円(税抜)

 

今シーズンより新色として登場したグレーは、コーディネートに便利なカラーなので今まで以上に使いまわせます。カップ付きなので、キャミソール一枚でも十分ルームウェアとして活躍してくれます。

 

ぜひhilal ayの新作をチェックしてみてください。