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寝苦しい夜・・・パジャマを着て快適な睡眠を。
2020.07.03
じめじめとして、蒸し暑い季節が・・・エアコンをつけずに寝ていると、夜中についつい暑くて目が覚めてしまう。
そんな、寝苦しい夜を過ごしているという人も少なくないのではないでしょうか。
そんな寝苦しさの原因とパジャマによる快適睡眠についてご紹介したいと思います。
寝苦しさの原因は!?
ズバリ!夏の寝苦しさの一番の原因は室温です。外気温が高くなるとどうしても室温も高くなってしまいます。快適に眠るためにはまず室温の調整が何よりも大切となります。では、寝苦しい夜の室温管理はどのようにすればよいのでしょうか?
室温をコントロールするのが重要
就寝中に冷房をつけると風邪を引いたり、夏バテがしやすい、なんて話を聞いたことがありませんか?
確かにそれには、一理あります。冷房により室温が低くなりすぎると、体温が下がります。人間の免疫力は平熱である36度後半~37度くらいでもっともよく働くと言われています。寝ている間に、冷房のせいで体温が下がると免疫力が下がり、風邪を引きやすくなることは事実です。しかし、冷房がどんなときでも悪影響を与えるというのを一概に言うことはできません。特に夏は室温によって寝やすさが大きく変わります。風邪を引かないように冷房を使わず眠ろうとするとなかなか眠れず、睡眠時間が足りなくなる上に、深夜に寝汗やのどの渇きで起きてしまうこともあるでしょう。慢性的な寝不足に悩まされてしまう可能性もあるのです。
しかし、室内で感じる適温は人それぞれ違います。例えば、筋肉量の多い男性は同じ室温でも多少暑く感じ、筋肉量の少ない女性は多少寒く感じる傾向にあります。適宜調整してちょうどいい室温を見つけるようにするとよいでしょう。エアコンや扇風機などで室温調節を行う際には涼風の当たり方にも気を配ってみましょう。直接体に当たるようにすれば涼しいのですが、寝ている間の発汗が乾いたときの気化熱(蒸発するときに体温を奪う現象)により寒くなってしまうことがあります。冷房の風は直接当たらないように風向きを変えるようにしましょう。
快眠にオススメのパジャマ
「ジャージとTシャツ」「着古したスウェットとキャミソール」着替えるのが面倒で、ついつい・・・そんな格好で寝ているという人も多いのではないでしょうか。しかし、寝苦しい季節だからこそパジャマを着ることで快眠をもたらすことができるのです。
一般的には、パジャマに着替えた方が快眠につながると言われています。その根拠は“睡眠スイッチ”や“スリーピング セレモニー(入眠儀式)”と呼ばれる効果。就寝前に“パジャマに着替える”というルーティーンを行うことで、自動的に身体を睡眠モードへと切り替えることができるのです。寝付きの悪さで悩んでいるのであれば、改善効果を期待できるでしょう。もちろん、パジャマは睡眠時にも効果が得られます。その効果を最大限にするために、「吸汗速乾性」「安らげる質感」「寝返りのしやすさ」などの要素が求められます。
人間は睡眠時にコップ1杯以上の汗をかくと言われています。吸汗性や速乾性は欠かせません。高級なパジャマに使われることが多いシルクは、コットンの1.3倍ほどの吸水性、1.5倍ほどの放湿性を持つと言われています。しかも、滑らかで上質な触感。大人のパジャマに最適な素材のように思えます。
涼感があるパジャマを選びましょう
薄手で軽く、接触冷感のあるものがオススメです。夏場は気温・湿度が高く、汗を必要以上にかいたり、蒸れ感を感じやすいので、ガーゼ素材などの薄手で軽いパジャマを選びましょう。また、接触冷感のある麻やレーヨン素材のパジャマも、暑くて不快感がある夏場には触った感じがひんやり心地よいので、快適で脳をリラックスさせてくれ入眠しやすいです。
蒸れないパジャマを選びましょう
吸湿性、吸水性、通気性のよい天然素材のパジャマがオススメです。汗をよく吸ってくれて、その水蒸気を吸湿、放湿してくれる綿や麻、シルクなどの天然繊維のパジャマが最適です。吸水性が悪いと、汗が結露となってしまい、体を冷やす原因にもなってしまいます。また、吸湿性が悪いと、汗の水蒸気がムレ感の原因となり、寝つきが悪くなり、快眠できません。
寝苦しい夜が続くこの頃・・・9月中旬まで続く、この暑さと寝苦しさとあなたは付き合いますか?
これを参考に、よりリラックスした快眠を実現してみてください。